どうもひろです。皆さん、今日もお仕事や家事、お疲れ様です。
今日は出張!ということで、こちらただいま帰りの新幹線の中で書き始めたところでございます。
それにしても移動は肩がこってしかたない!!これ、適度な運動とかしたらましになるのかなあ?
さてさて、今回の記事はなかなかにゲスいタイトルとなっておりますが、ご興味のある方は是非お付き合いくださいませ。笑
題して「証券会社の年収大公開」!
とはいえ詳細な金額についてはうろ覚えな部分もございますので、参考値としてご覧いただけますと幸いです。
なぜ年収公開なんて書こうと思ったか
さて、冒頭申し上げた通り、今回は私が新卒で入社した、とある大手証券会社の総合職としての大体の年収をお伝えしようと思います。
じゃあ何故そんな記事を書くのかというと、Google検索で「証券会社」って入力すると、検索候補に「証券会社 年収」って出てくるんですよね。
でも検索結果を見ていってもいまいちピンとくる良い感じの情報にたどり着けない…。
この時思いましたよ、ないなら自分で作ってやろうと!
というのがここまでのおおよその流れですね。完全に勢いしかありませんが。
とはいえ、こういった自身の経験大公開的な記事は皆さんの興味を満たすこともあるかと思いますので、お役に立てればいいなあと思います。
私が勤めていた会社
いわゆる5大証券の内の一角に在籍していたという経歴になります。
私が誰なのか、当時の関係者にバレるはずもないでしょうが、あまり情報公開をしすぎるとリスクも上がってしまいますので、このあたりの情報でご勘弁を。
私の証券マンキャリアとしては、新卒で入社後、研修を経て配属が行われ、そこから約3年程働き退職したという流れになっております。
↓当時の体験についてはこちら
その間はずっと総合職という形でリテール営業に従事しておりましたので、そんなキャリアの営業マンが果たしていくらの年収をもらえているのかというところをご紹介します。
これから証券会社に入社する予定の方、あるいは転職で証券会社を検討されている方がいらっしゃいましたら、ご参考になれば幸いです。
年収公開
では前置きが長くなりすぎるのも何なので、早速パパっと年収を公開していきましょうか。
なおこれから発表する年収に関しては全て額面で記載を行いますので、そのようにご認識ください。
1年目
1年目に関しては恐らく300万円後半ぐらいだったと記憶しております。
内訳としては、基本給が月25万円程、ボーナスが通年で80万円程でしたでしょうか。
というのも、この頃は数字の責任が大きくなかったこともあり、基本的に残業をさせてくれなかったんですね。
当時は勤怠チェックをPCの電源状態で判別をしていたので、定時が来るまでに電源を落として帰るように指示を受けていたのです。
その為残業代が発生するようなタイミングもなかなかなく、結果ほぼ基本給のみという状態に。
また私の勤めていた会社では、年収の高低がボーナスによって左右されていました。
このボーナスが成績に連動して大きく金額が変化するのですが、1年目は数字責任がない代わりに、どれだけやっても基本的にものすごく高評価になることはありません。(例えばとんでもない成績を残した場合は、特例もありえたと思いますが)
その為、この頃は同期もみんな横並びで、年収も変わりなしといった印象ですね。
2年目
さて、2年目に入ると1年目とは色々と状況が変わってきます。
まず年収に関しては、額面で550万円程度だったと記憶しています。
内訳としては基本給が月27万円程、ボーナスが通年で200万円程でしたね。
1年目と比較して大幅アップとなりましたが、これは先程ご紹介したボーナスによるところが大きいですね。
正直基本給に関してはほとんど変化なしでしたので。(基本的に1%ぐらいの昇給のイメージです。私の時は新卒の初任給引き上げに伴い、例年よりアップ金額が大きくなるというラッキーサプライズがありましたが)
また働き方の変化について、詳細は↓の記事をご覧いただきたいと思いますが、「営業責任数字」が与えられるようになります。
そのため、毎日のように同じ職位の人たちの中での順位が公表されるのですが、評価項目が複数あるわけなんです。
例えば新規顧客開拓件数とか資産導入金額とか手数料とか…といった感じです。
こうした項目ごとに順位があり、みんなそこで競っているのですが、各項目ごとに優秀な成績を残せば、報奨金が出たり、ボーナスの査定が上がるといった嬉しいイベントが待っていました。
ちなみに私は当時中の中っていう感じの成績だったので、ミドルクラスで上記の年収といった感じですね。
同期の中でもトップ5%に入る人間なんかは、この頃から恐らく1,000万円以上もらっています。
こうして書いてみると本当に給料は良い業界だったなあとしみじみ思います。もう戻りたくはありませんが笑
3年目
そして3年目。ここで当時の私は役職を与えられることとなり、基本給が少しアップしました。
と同時に責任数字もますます大きくなり、残業が増えてきたのもこの頃です。
また、上記でご紹介したとある項目にて全国でトップ5に入ることができたため、3年目のボーナス査定はこれまでと比較してかなり高い評価を頂いたということもあり、年収としては額面でおおよそ950万円という数字ももらっていました。
内訳としては、残業代込みで月30~35万円程、そこにボーナスが半期ごとに150万円と200万円、報奨金が諸々あわせて200万円近くといった状況です。
ちなみに同期のトップレベルの人間になると1,000万円後半といった金額をもらっている反面、成績が振るわなかった人間で恐らく500万円程度といった金額感になりますね。
仮に成績が良くなかったとしても、世間一般の平均年収と比較したらもらえている方だと思いますので、本当にお金の面では非常に優れた業界だと思います。
証券業界で働くことに対するリスク
ここまで自身の年収を振り返ってみても、相当な金額をもらっている証券業界ですが、今後の見通しはどうなのでしょうか。
先日元同期に会って話を聞いた感じでは、現状は私が在籍していた時と大きな変わりはないようです。
金融業界では30代に入ってからが年収大幅アップと言われているのをよく聞きますが、元同期も、次の役所に上がることができれば年収1本は超えそうとのことでした。
いやー、高収入はうらやましいですね。笑
とはいえ、個人的には今後、対面営業での証券取引は衰退の流れだと確信をしております。
ネットに慣れた世代がどんどん高齢層にシフトしていきますし、対面営業での証券取引はネットと比較して、手間が掛かり、かつ手数料も割高なので。
そうなってくると営業マンの年収体系も変化していくと考えていますが、今しばらくは他業界と比較しても高い状態が続くのではないかなと思います。
また株価急落によるボーナス雀の涙化というリスクもありますので、安定的に稼ぎ続けるというのは、これから入社していくとなるとリスク面が大きいのではないでしょうか。
年収最高額ってどれくらい?
日系証券会社での最高年収ですが、これは職種によって大きく変わると言えます。
基本給固定の職種であれば、会社の業績や個人の成績に応じたインセンティブとしておおきくもらえることはあるでしょうが、桁違いの金額をもらえるかと言われるとそうではないという印象です。
そうではなく、手数料に応じた歩合制の職種であれば、それこそ青天井な世界です。
実際に当時会社に伝説の営業マン的な女性の方がいらっしゃったのですが、その方の最高年収は億越えであるという話は聞きましたので。
なので大きく稼ぎたい方、かつ営業に自信がある方は、入社時に歩合制の職種を選択するのも、高収入への一つの道かもしれませんね。
私はそんなチャレンジをする勇気はありませんが…笑
まとめ
というわけで、私のリアル年収を公開してきましたがいかがでしたでしょうか。
個人的には振り返っていてやっぱりお給料はたくさんもらっていた環境だったんだなーと感じます。
ちなみに本文では書いておりませんでしたが、ここに福利厚生として借り上げの社宅等が制度としてあったので、可処分所得という観点で見ても、非常に恵まれていました。
結局そのお給料の稼ぎ方というか、働く意義が個人的には合わないと感じて辞めてしまいましたが…笑
こうした情報が証券業界を調べる方のお役に立つことがあればうれしいですね!
それでは今回はこのあたりで失礼します~、また次回!
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