【医療機器メーカーでの営業実録】入社前と地獄の研修編

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お疲れ様です。ひろです。

今回は前回の記事の続きとなりますので、是非前回記事からお読み頂けると嬉しいです。

↓前回記事です

「エージェントサービスを利用して医療業界に転職したひろ…、全くの異業種、知識は皆無、さてどのような試練が待ち構えているのか…!」みたいな感じで、次回予告風に頭の中での再生をお願いします。

地獄の研修編

さて、私の場合、前職について語るにあたり、この研修編は外すわけにはいきません。

とはいえ正直このあたりを詳しく話してしまうと、業界の人にはどの企業かわかっちゃうかもしれないところなので、ところどころぼやかして書いていくことについてはご了承ください。

私が転職した企業は、業界の中でもトレーニング制度が充実していることで有名なようでした。(私は業界に入ってから聞かされただけなので、本当かどうかは知りません。笑)

確かに研修期間は座学・ロープレ・実技とみっちりプログラムが組まれていたので、その点は異業種から来た人間としては助かりました。

その研修がなかなかに過酷なものだったことを除いては…でしたが。

第零章:入社前面接

転職が決まってしばらく経ったある日、私は証券会社を辞めてから、次の医療機器メーカーへの入社まで少し日が空いてしまったのですが、上司となる予定の方とホテルの喫茶店で面談を行いました。

そこではこれまでの会社での営業経験や、今後この会社でどんな風に頑張っていきたいか、今期待していることや不安なことは何かといった内容の会話をしたことを覚えています。

その面談が終わり、さあ帰ろうとした時ですね。

とんでもなく分厚いファイリングされた資料を渡されたのは。

一応転職時に、事前に研修課題があることは聞いていたのですが、まさかそんなタイミングで渡されるなんて思ってもおらず。

そしてこの資料が事前課題であること、入社式の翌日にテストを行うことを聞かされ、頑張って勉強をするように言われたのを背中で聞きながら、分厚い資料とともに帰路についたのでした。

第一章:自宅学習編

さあ、分厚い資料を前にどうしたものかと悩んだ私。

ちなみに量としてはA4で40ページぐらいだったでしょうか。

量だけを見れば、勉強が嫌いでもないのでまだがんばれそうな気がするのですが、内容が人体や手術術式、病気に関することの為、全く頭に入ってこないんですよ…。

しかも与えられた期間は2週間程。

でも当時の私は、証券営業としての責務から解放されたことで、常時ハイな状況だったようです。

毎日資料を読み込み、ある程度予習については力を入れて実施できたかな、というレベルぐらいまでは頑張ることができました。

そして入社日のテストを迎えることとなります。

セミナー_資料

第二章:本社研修編

入社日当日は社長のありがたい話を聞いたり、入社に関して必要な手続きを行う時間で一日が終わりました。

このタイミングで今後研修の苦楽を共にする同期と顔合わせをし、これからお互いがんばろう!なんて言いながら一日を終えた記憶がよみがえります。

そして翌日、第一回目のテストを受けることになるのです。

テスト内容については事前に配布された資料を丸暗記していれば回答できるようなレベルでした。

が、私はこれを落としてしまいます…!

初回に関しては特に大きなペナルティは無かったのですが、次回以降は合格ラインより下の点数の場合は、翌朝再テスト、再テストでも赤点の場合は退場(≒クビ)という説明を受けることとなり、これはまじでちゃんとしなきゃヤバイ…という気持ちになりましたね。

その後はまた自宅学習を行い(ここでまた新たなテキストが数冊(中には200ページ程の資料もありました…)配られました)、2週間後に再び出社、そこで本格的な座学を1週間行い、テストの点数をクリアできた人間は、次の合宿編へと駒を進めることとなるのです。

第三章:合宿編

合宿編、ここがこの研修の山場です。

時期にして合計で2か月半ぐらいでしょうか。そのうち2回程は実家に帰りましたが、それ以外の間はずっとホテル暮らし!めちゃ長かったです。笑

ここからは平日は研修施設、休日はホテルというローテーションで過ごし、ひたすら座学 → テスト → 営業ロープレ → テスト → 実技 → テスト → 座学…とループを続けていくこととなります。

もちろん赤点だった場合の再試験制度は生きており、不合格が続くと退場の可能性があるという状況は変わらずでした。

ちなみに営業ロープレとは、自身の扱う予定の医療機器を、先生役の社員に対して売り込みをする模擬商談のことです。

また実技とは、医療機器メーカーは手術室内に立会いという名目で入ることが業務上発生するのですが、その状況を想定して、先生役の社員に正しく自社の機械を使ってもらえるように、適宜アドバイスを行う模擬実践のことです。

この営業ロープレと実技がなかなか高負担だったんですよね…。

というのも、社員さんが試験中に色々なトラップを入れてくるので、そこに気づけなかった場合、もしそれが患者さんに悪影響を与える原因となるようなミスの場合、そこで試験はストップ、かつかなり叱責されるんですよ。

確かに現場でミスすると、下手すると患者さんが非常に危険な状態になってしまう可能性もゼロではない為、それだけ真剣に怒られることがあるというのもわかります。

私は前職の影響もあって、怒られることにはある程度耐性があったようで大きな問題はありませんでした。

しかし中には怒られるのが怖くなり、これ以上続けることができないと、途中で退場という選択を行った同期も数人いました。

そんな地獄とも言える環境を乗り越え、晴れて現場の配属先が決まっていくのです。

診察する医師と患者

担当エリアへの初配属

同期は何人かいましたが、みんなそれぞれ全国各地の様々な場所に配属が決まっていきました。

私は縁もゆかりもない土地に配属されることとなり、期待半分不安半分という気持ちだったことを思い出します。

引っ越しの手続きをして、新居を決めて、その間に同じ地方担当の先輩の営業同行をさせてもらってという動きをしている内に、また1ヶ月が経っていきます。

そして入社してからちょうど4か月経った頃、ようやく本格的に現場に出ることとなります。

私がいた会社では、担当が1人である程度の広さのエリアを担当する体制を取っていたので、現場では基本的に1人で回ることが多いです。

もちろん配属されて間もない頃は右も左もわからないため、しばらくは引継ぎという形で上司に同行をしてもらうのですが、それも1ヶ月程経てば基本1人体制です。

またオフィスがなく、PCさえあれば仕事はどこでもできるため、自宅や喫茶店、病院の廊下や車の中など、色々なところで好きに仕事をしていいという自由な働き方でした。

この働き方に関しては、個人的には業務を続けていくうちに徐々にネガティブになっていくのですが、それはまた次回にでも。

この後色々苦労することに

こんな感じで私の医療機器メーカー営業としての現場は幕開けを迎えるのですが、この後現場で様々な出来事に直面していきます。

具体的には「医療関係者」に「医療機器の提案」という、これまでの営業経験のノウハウがそのまま通じない場面に遭遇して対応ができなかったり、その逆で提案した製品を使ってもらうことによって、患者さんの手術後の状態が良くなったと言ってもらえたり、良いことも悪いことも様々です。

次回はそうした経験をご紹介できればと思いますが、今回はここまでとさせて頂きます!

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コメント

  1. […] 【医療機器メーカーでの営業実録】入社前と地獄の研修編お疲れ様です。ひろです。今回は前回の記事の続きとなりますので、是非前回記事からお読み頂けると嬉しいです。↓前回記事 […]