どうもひろです。お疲れ様です!
今回は証券会社での営業経験の振り返りということで、前回の続きになります。
4月から新しく社会人になるという方、前回の記事を含めて私の新卒後1年間について振り返っておりますので、是非お読みください。
↓前回記事はこちら。
新規開拓活動、本格化
時期はちょうど夏前、毎日徐々に気温が上がっていき、それでも汗だくになりながら上着着用で出勤をしていた時期になります。
ん?なんで暑いのに上着着用なの?という質問が聞こえてくる気がしますね。
私が1年目の時は「汗だくでお客様のところを訪問して気合を見せる」ことで、訪問した相手と話ができるチャンスが増えるという考えを持つ上司の方がいたため、通年上着を着なければならなかったんです…。
銀行員の方も夏場に上着着用をされている方をお見掛けする気がしますが、個人的には悪しき習慣ですね。
というか私がお客さんの立場だったとして、真夏にがっつりスーツの人が訪ねてきたら、こっちまで暑くなるのでやめて欲しい。
さて、 次のミッションは実際にお客様を新規開拓し、同期同士で口座開設件数を争うという段階に進んでいきました。
具体的には、これまで通り電話や飛込での新規開拓活動を続け、新規開拓見込み顧客リストを拡充し続けつつ、見込み顧客から新規顧客へと転化をさせるといった活動を行っていきました。
ちなみに私のいた会社では、毎朝前日分の成績が反映されたデータが社員の中で共有されており、それを元に毎日同期や同じ役職の人間の中で自分の成績が何番なのかが分かるようになっていました。
そのため成績が絶好調の時は見ていて気持ちいいものですが、逆に絶不調の時は見るのが本当に嫌でしたねー。
それが営業の醍醐味なのかもしれませんが、いつでも誰かと比べられてしまう空気というのは、適性があるかないかという視点で、本当に個人差があると思います。
こうして振り返ってみれば、私の証券営業での活動について、基本的に名刺コンペ以降の動きは1年目終了まで特に変わっていません。
というよりも退職する3年間、新規開拓に関する基本的な動きは、この見込み顧客拡充と顧客への転化が全てでした。
新規開拓活動中の苦い経験~お水かけられ事件~
活動の仕方については日々トライ&エラーの連続でした。
まずは名刺コンペで行ったように法人・個人への飛込や、電話帳や古くから会社にあるリスト(高額納税者や職業別のもの)を利用した電話営業かつリストを上から下までつぶしていくローラー作戦から進めていった記憶があります。
そして活動する中で、例えば年商○○円以上の会社の経営者に狙いを絞って、何とかコンタクトを取るために会社の前で待ち伏せしてみたり、そうして狙った会社に足しげく通って、受付の方と仲良くなり、社長のタイムスケジュールを教えてもらって動いてみたりと、こうして考えてみると非常に泥臭いこともやってきました。
ちなみにこれは苦かった経験ですが、とある見ず知らずの住宅街にて飛込訪問を行っていた時に、これまた見ず知らずのおばさんから、証券会社の営業であることが相手に伝わった瞬間に水をぶっかけられたことがあります。
水の量は少なかったですし、暑い時期での出来事であったため、身体的には体温が下がるという良い面もあったのかもしれません。
ですがあの時は社会人になりたてで、こんな理不尽なことがあるにか…と、とにかく驚きと心にダメージを負った記憶があります。
今にして思えば、あのおばさんは恐らく過去に証券会社との付き合いの中で苦い経験があったんだろうなと思います。
…でもいきなり水を掛けることはないですよね?笑
ただ当時の私にとってこの一件は衝撃的な出来事でしたし、「今自分のやっている仕事って誰の為になっているんだろう?」という自問を行うことが増えるきっかけになったのかなあと思います。
ちなみに当時の新規開拓経験から、新規開拓方法を以下にてご紹介しておりますので、ご興味のある方は是非お読みください!
六次の隔たり
水をかけられるような事件が起こりながらも、日々の営業活動は続いていきます。
飛込や電話だけではなかなかコンタクトを持つことが難しい相手の場合は、中小企業同友会などのイベントや、出身校OBの集まりに参加するなどして、様々な方と会うことを心がけました。
そして直接狙った相手に繋がらずとも、その知人に繋がったりといった、人づてでのコンタクト取得を目指して活動を続けていました。
これは決してあてずっぽうではなく、「六次の隔たり」といった仮説に基づいて動いていました。
これは全ての人や物事は6ステップ以内で繋がっていて、例えば知り合いの知り合い…といった風に介していくことで、世界中の任意の人とつながることができるという仮説です。
かなり前の話ですが、水曜日のダウンタウンなどのTVでも説が立証されていた記憶があります。ご興味のある方は是非調べてみてください!
そうして1年目が終了し、気が付けば結果、口座開設件数は全国の同期で上位10%に入ることができました。
大口のお客様はそれほど捕まえることができませんでしたが、個人で何人かお客様になっていただき、その方からの紹介といった形で、間口を広げることができたことが成功の要因になったと思います。
おわりに
この後2年目を迎えますが、まだまだ1年目の時は比較的責任も持たされることなく、自由に動かせてもらっていたという現実を、頭ではなく体で実感させられていくことになるのです…。
というところで今回はキリが良いため終えておきたいと思います。
次回は「数字」に対して徐々に責任が大きくなってくる2年目から振り返っていきます。
それではまた!
↓次回記事はこちら
コメント
[…] 【証券会社での営業実録】支店配属1ヶ月後から1年目終了までのリアルどうもひろです。お疲れ様です!今回は証券会社での営業経験の振り返りということで、前回の続きになります。4 […]
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